骨粗鬆症の検査と治療
X線骨密度測定装置 「B-Cube」
新型の骨密度測定装置「B-Cube」を導入致しました。
前機種では、測定に1~2分かかっていたのですが、この「B-cube」ではたった15秒で測定が完了し、測定時の姿勢も以前と比べとても楽になります。
この「B-cube」の導入により、患者様の負担を著しく軽減させることが可能になりました。
よくある質問
- どういった時に検査を受けた方がいいですか?
- 1.身長が2cm以上低くなった。
2.腰背部痛が続く。
3.両親に大腿骨近位部骨折歴がある。
4.現在喫煙している。
5.ステロイド薬を内服している。
6.関節リウマチにかかっている。
7.アルコールの多量摂取がある。上記が危険因子となりますので、検査をおすすめします。 - どのような検査をしますか?
- まず、レントゲン検査(当院では前腕DEXAといって、利き手でない手首で測定)をします。
骨密度を測定し、手首の骨密度の70〜80%を減少域、70%未満を骨粗鬆症と診断し、治療の対象となります。
要治療となれば、次に血液・尿検査を行い、患者様に合った薬の選択をすることになります。 - その後はどうなりますか?
- 半年〜1年に1度、骨密度測定を行い、薬の治療を続けます。
状況により、再度血液・尿検査を行い、薬の変更をすることもあります。